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◆『合格対策 一級建築士受験講座 令和3年版』: 正誤表

弊社より刊行しました『合格対策 一級建築士受験講座 令和3年版』に、以下のような誤りがありました。読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。

《学科U》[環境・設備]

■p.58、8行目〜9行目
 誤:なお,図3.10に断熱・熱容量と室温変動の関係について示す.
 正:なお,図3.10に熱容量・断熱性能と室温変動の関係について示す.

■p.58、図3.10
「図3.10 断熱・熱容量と室温変動」に誤りがありました。正しい図3.10は以下の通りです。(図をクリックで拡大)
図3.10訂正

■p.66、例題【No.9】2〜3行目
 誤
0.5W/(m2・K) 0.25W/(m2・K) 3.5W/(m2・K) 1,200J/(m3・K)
 正
0.5W/(m2・K) 0.25W/(m2・K) 3.5W/(m2・K) 1,200J/(m3・K)

■p.68〜69、例題【No.9】の解説
 解説文に誤りがありました。正しい解説文は以下の通りです。
 正
1.この問題を解くにあたり、壁、窓、屋根からなる建築物のモデルを、壁面、屋根面、窓に分け、各部位の熱損失を、各部位の熱損失-=熱貫流率×面積 によって求める。
(1)壁からの熱損失=0.5W/(m2・K)×40m2=20(W/K)
(2)屋根からの熱損失=0.25W/(m2・K)×20m2=5(W/K)
(3)窓からの熱損失=3.5W/(m2・K)×5m2=17.5(W/K)
(4)換気による熱損失は、
   1,200J/(m3・K)×50m3=60,000(J/K)
   1J=1WS(ワット秒)であり、1秒は3,600分の1時間であるので、
   60,000/3,600=100/6(Wh/K)
 算出した値に、換気回数0.5(回/h)をかけると、
   50/6≒8.33(W/K)
 したがって、全体の熱損失=20+5+17.5+8.33=50.83(W/K)
 各設問について検討すると
 1. 8.33÷50.83≒0.16<1/5
 2. 8.33×2=16.66<17.5
 3. 20×1/4=5
 4. 8.33>5

 〔解答〕 1