おかげさまで2026年版で50周年!
ありがとうございます。
『天文手帳』は、2026年版で50周年(50冊目)を迎えます。
「携帯できて記録もできる観測年表があったらいいな…」
「じゃまにならない星座早見盤がほしい」
そんな天文ファンの要望に応え、1976年の秋、『天文手帳』が生まれました。東京天文台(当時)の先生方にご指導いただきながら、当時の月刊誌『天文と気象』編集部のアイデアとノウハウを詰め込んでできあがった『天文手帳』は、現在数ある専門手帳の先駆けとなったと自負しております。
以降、観測スケジュール管理に徹した手帳、ポケットに入る天文年鑑として天文ファンの心をつかみ、ご愛用いただいてきた本書は、デジタル全盛の令和の世でも、天文ファンにとってなくてはならないアイテムとなっています。また、日の出日の入り、月の満ち欠け、惑星や星座の情報などは、天文ファンのみならず、様々な職種、趣味の方々のご支持もいただいてきました。
時代の変化に合わせて、より使いやすい手帳にするために、何度かリニューアルを重ねる一方で、「星座早見盤を実際にくるくる回して合わせるのが楽しい」、「星座早見盤あってこその『天文手帳』」、という声を支えに、ミニ星座早見盤付きのスタイルを50年続けてきました。
手のひらサイズにデータ満載、読んで、書き込んで、使って便利な『天文手帳』は、これからも皆さまにご愛用いただけるよう、検討と改良を重ねていく所存です。
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