外来魚のレシピ

捕って、さばいて、食ってみた
表紙
平坂 寛 著

ISBN978-4-8052-0879-3

四六判/212頁

¥2,000+税

概要

駆除の対象となったり見た目の悪さから嫌われている外来魚であるが、もともとは食用として日本に持ち込まれたものが多く、原産地では食べる習慣があったもの。ならばきっとおいしいに違いない、食べて確かめてみたい。しかし市場に出回っていないため、捕るところから始めなくては。ある時は自分の指を餌がわり、ある時は冬の明け方の沼に入水して生け捕りに。そうして捕獲した魚を、おろして、様々な料理に挑戦して試食するまでの顛末記。人気webサイト「デイリーポータルZ」の中でも人気が高い平坂寛の記事の中から、外来魚の試食記事を選び出して単行本化した。

著者

平坂 寛
1985年、長崎県生まれ。幼い頃から生き物好きで、様々な生き物を捕まえる日々を過ごす。2005年、琉球大学理学部海洋自然科学科へ入学、沖縄(琉球列島)産の淡水魚の生態や生活史を研究する過程で、沖縄島での外来魚の実態を知り、外来種問題に関心を抱く。2009年、筑波大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻へ進学。大学院では深海魚を対象とした遊漁について研究。2013年に博士前期課程を修了。「生物に関する文章を書き、多くの人に読んでもらいたい」という幼少からの夢を叶えるため、大学院在学中にニフティ株式会社の運営するウェブサイト「デイリーポータルZ」に原稿を持ち込んだところ採用され、2011年3月よりウェブ連載開始。現在は、家業である古書店に勤務しながら、「体を張った生き物記事」を持ち味に、生物ライターとして「デイリーポータルZ」の連載ほか、釣り雑誌への執筆、怪魚等を扱ったテレビ番組のサポート等、幅広く活動している。
著作物:『週刊日本の魚釣り』Vol.164、特集「東京海底谷の深海釣り」ほか

目次

カラー口絵(4頁)

1.外来魚の代名詞はうまかった――オオクチバス
2.日本各地で大繁栄――ブルーギル
3.皮は剥ぐべし、揚げるべし――チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)
4.ウナギの代わりになりますか?――タウナギ
5.「雷魚」は本当に美味いのか?――カムルチー(ライギョ)
6.利根川の巨大魚はマッシュポテトがお好き?――ハクレン
7.ベジタリアンなエイリアン――ソウギョ
8.でかい! 怖い! うまい!――カミツキガメ
9.鎧を着けた外来魚――マダラロリカリア(プレコ)
10.アフリカから来た「泉の鯛」――モザンビークティラピア(カワスズメ)
11.顔はワニ、味はトリ――アリゲーターガー
12.見た目はミニチュアムール貝――カワヒバリガイ
13.世界最大のカタツムリの野趣あふれる味――アフリカマイマイ
14.歩くナマズは優良食材――ウォーキングキャットフィッシュ

あとがき
さくいん