空のアート

大気光学現象の神秘
表紙
駒沢満晴 著

ISBN978-4-8052-0863-2

A5判/144頁

\1900+税


概要

地震、津波、火山、竜巻──私たちはこれら自然の脅威と直面せざるを得ない状況にある。しかし一方で、自然は思いもよらぬ美しく不思議な現象を見せてもくれる。素晴らしい朝焼け、雨上がりの大空にかかる虹、満天の星空とオーロラ──。そんな自然が魅せる光景、特に妖しくも神秘的な大気光学現象を本書で一堂に集めてみた。よく知られているダイヤモンドダストやサンピラーを筆頭に、珍しい現象が満載、著者が世界中で捉えた写真は大変貴重なものばかりだ。さらに、どうしたらその現象が見られるか、撮影できるかも詳しく解説され、巻末には、撮影の参考となるよう、掲載写真の撮影データも収載されている。

著者

駒沢満晴(こまざわ・みつはる)
1960年東京生まれ。小学生より風景、山岳の美しさに目覚める。中学よりカメラを持参し八ヶ岳、日本アルプスなどに四季を問わず入山。新しい山岳写真の可能性を模索していたところ、フィンランド、アラスカで素晴らしいオーロラを見て、大気光学現象の世界に目覚める。93年ペルセウス座流星群と出会い、以後星景流星写真も追求する。これまで1000個以上の流星を撮影。現在は、世界中の絶景とその頭上に輝く星空や流星も撮影している。日本自然科学写真協会、日本流星研究会会員。

著書:『地球絶景星紀行 ─美しき大地に輝く星を求めて─ 』(2010年、地人書館)

目次

目次

はじめに

■ダイヤモンドダスト──幻の絶景、南アルプスで衝撃の出会い!、憧れの光景

■太陽柱、映日──一般的な太陽柱、太陽柱の名所・名寄、映日

■円形映日、月光柱、光柱──森の中からUFO出現!、月光柱、光柱

■幻日、幻日環──雨でもないのに虹?、鎌沼の幻日と幻日環、百武彗星との符合

■いろいろな幻日、幻月──穂高・乗鞍の神光、三日を捉える、幻月への神秘のリレー

■ブロッケン、光環

■日暈、月暈

■白虹──白い虹があるなんて!、霧を追え!

■いろいろな虹──多様な虹、イエローストーンの月白虹、ヨセミテ滝の月虹

■環天頂アーク、環水平アーク、雪面の宝石

■彩雲、雲の形──彩雲、雲の形、真珠母雲、夜光雲

■朝・夕焼け雲、月焼け雲──朝・夕焼け雲、台風接近の朝、月焼け雲

■朝焼け、夕焼け、薄明焼け、月出焼け、月没焼け

■四角い太陽、蜃気楼──四角い太陽、野付半島の蜃気楼、流氷力でついにゲット

■太陽百面相──日本海の変形太陽、グリーンフラッシュとともに、月の変形

■驚きの月の出──槍の穂先から月が!、蓑掛岩の三日月と金星、月への階段

■雲海、山影、竜巻雲──雲海、穂高の山影、南岳の竜巻雲

■光芒、裏後光、月光芒──光芒、裏後光、デリケートアーチの月光芒

■地球影、薄明

■ピナツボ噴火の変──雪山が染まらない!、エアロゾルが原因だった

■遠雷──遠雷、遠雷と流星の競演に挑戦、予期せぬサプライズ

■火映、湖映──ハレマウマウの火映、パタゴニアの湖映

■夜空に浮かぶモンスター──モンスター、異次元の星空

■朝日に染まる氷の彫刻──御神渡り、氷面の宝石、凍てる湖面に神降臨!

■大彗星──彗星の如く─百武彗星、超巨大彗星─ヘール-ボップ彗星

■流星雨──流星・流星群、ついに実現! しし座流星雨、流星痕

■大火球、隕石──流星撮影の醍醐味、隕石、神がかりな夜!

■オーロラ──少年時代の憧れ、夏に極楽ウオッチング!

■日本のオーロラ──低緯度オーロラ、北海道でニアミス!、奇跡のリレー

■皆既日食、金環日食、皆既月食

■天の川、黄道光・対日照、大気光

■世界絶景の星空──世界の絶景で見る星空、砂漠の星空、赤道圏の星空、南半球の星空

おわりに

掲載写真一覧