New Treatments to the Skin Trouble and Cosmetic Correction by the Supplements, Chinese Herbal Maedicines, Medicines and Equipments
皮膚のクスリがわかる本
美容皮膚・お肌トラブルのための最新療法学
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渡邉泰雄 編著
奥田知規・林 明男・堀 祐輔 著
ISBN978-4-8052-0799-4
A5判/248頁
\2,200+税
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概要
本書では、皮膚のクスリについて、代表的な疾患とともに内服薬のみならず外用薬を含めて現在広汎に使用されている医薬品の一般名と商品名、さらには、漢方薬も含めた医薬品以外の「クスリ」をもとりあげた。さらに、近年の美容皮膚の発展(再生医療も含む)や、アンチエージング(抗加齢)対策の普及によって皮膚への関心が深まることは充分に推察でき、このような時代において本書は現時点の最高の診断ならびに薬物療法に関して解説・紹介をした。
目次
目次
第T部 皮膚の疾患と治療法
第1章 アトピー性皮膚炎
1.1 アトピーとは
1.2 アトピー性皮膚炎とはどんな病気か
1.2.1 アトピー性皮膚炎の概念
1.2.2 アトピー性皮膚炎の定義
1.2.3 アトピー性皮膚炎の診断基準
1.2.4 アトピー性皮膚炎の好発年齢と好発部位
1.2.5 アトピー性皮膚炎の発症機序
1.2.6 アトピー性皮膚炎の治療ガイドライン
1.3 アトピー性皮膚炎の治療
1.3.1 原因、悪化因子の検索と対策
1.3.2 スキンケア
1.3.3 薬物療法
1.3.5 外用療法
1.3.6 内服療法
1.3.7 抗ヒスタミン薬
1.3.8 その他の抗アレルギー薬
1.3.9 副腎皮質ホルモン薬(内服)
1.3.10 漢方薬
1.3.11 民間療法
1.4 アトピー性皮膚炎の処方内容例
1.4.1 丘疹、紅斑が主体の場合
1.4.2 乾燥、紅斑が主体の場合
1.4.3 びらん、紅斑が主体の場合
1.4.4 痒疹、角化性病変が主体の場合
1.4.5 かゆみの抑制が主体の場合
1.4.6 眠気やだるさを少なくしたい場合
1.4.7 顔面、眼囲の丘疹、紅斑が主体の場合
1.4.8 漢方薬内服が主体の場合
第2章 ウイルス性疾患
2.1 単純性疱疹
2.1.1 単純性疱疹はどんな病気か
2.1.2 単純性疱疹の臨床的分類
2.1.3 単純性疱疹の原因
2.1.4 単純性疱疹の治療法および処方内容例
2.2 帯状疱疹
2.2.1 帯状疱疹はどんな病気か
2.2.2 帯状疱疹の原因
2.2.3 帯状疱疹で注意すべき合併症
2.2.4 帯状疱疹の治療法および処方内容例
2.3 水痘
2.3.1 水痘はどんな病気か
2.3.2 水痘の合併症および注意点
2.3.3 水痘の治療法
第3章 乾癬
3.1 乾癬(かんせん)の病名の由来
3.2 乾癬はどんな病気か
3.3 乾癬の種類
3.4 乾癬の原因と患者数
3.5 乾癬の治療法
3.5.1 外用療法(ぬり薬)
3.5.2 内服療法(のみ薬)
3.5.3 光線療法
3.5.4 その他
3.5.5 新しい乾癬治療と今後の展望
3.6 乾癬の処方内容例
3.6.1 外用例
3.6.2 内服例(体重50kgの患者)
第4章 細菌感染症
4.1 細菌感染症とは
4.2 座瘡
4.2.1 座瘡(にきび)の病名の由来
4.2.2 座瘡はどんな病気か
4.2.3 座瘡の原因
4.2.4 座瘡の種類
4.2.5 座瘡の治療法
4.2.6 座瘡の処方内容例
4.3 伝染性膿痂疹
4.3.1 伝染性膿痂疹(とびひ)の病名の由来
4.3.2 伝染性膿痂疹とはどんな病気か
4.3.3 伝染性膿痂疹の種類および症状
4.3.4 伝染性膿痂疹の治療と処方内容例
第5章 真菌感染症
5.1 真菌症とはどんな病気か?
5.2 足白癬はどんな病気か
5.2.1 足白癬の原因菌
5.2.2 足白癬の罹患率
5.2.3 足白癬の感染経路
5.2.4 足白癬の症状と病型
5.2.5 足白癬の真菌検査法
5.2.6 足白癬の治療法と処方内容例
5.3 爪白癬はどんな病気か?
5.3.1 爪白癬の原因菌と罹患数
5.3.2 爪白癬の感染経路
5.3.3 爪白癬の真菌検査法
5.3.4 爪白癬の症状と病型
5.3.5 爪白癬の治療法と処方内容例
第6章 蕁麻疹
6.1 蕁麻疹(じんましん)の病名の由来
6.2 蕁麻疹とはどんな病気か
6.3 蕁麻疹の原因
6.4 蕁麻疹の種類
6.5 蕁麻疹の治療法
6.6 蕁麻疹の処方内容例
6.6.1 かゆみの強い場合
6.6.2 通常の抗アレルギー薬では蕁麻疹のかゆみがとれない場合
6.6.3 かゆみは強いが眠気を回避させたい場合
6.6.4 かゆみはそれほどではないが慢性に経過している蕁麻疹の場合
6.6.5 蕁麻疹の原因に精神的影響がつよく考えられる場合
第7章 脱毛症
7.1 円形脱毛症(AA)
7.1.1 円形脱毛症はどんな病気か
7.1.2 円形脱毛症の病因と発症年齢
7.1.3 円形脱毛症の病型
7.1.4 円形脱毛症の鑑別疾患
7.1.5 円形脱毛症の治療法および処方内容例
7.2 男性型脱毛症(AGA)
7.2.1 男性型脱毛症はどんな病気か
7.2.2 男性型脱毛症の病因と病型
7.2.3 男性型脱毛症の治療法および処方内容例
第8章 褥瘡
8.1 褥瘡(とこずれ)の病名の由来
8.2 褥瘡はどんな病気か
8.3 褥瘡の原因
8.4 褥瘡の好発部位
8.5 褥瘡の分類
8.6 褥瘡の治療と処方内容例
8.6.1 黒色期
8.6.2 黄色期
8.6.3 赤色期
8.6.4 白色期
8.7 今後の褥瘡対策
第U部 皮膚科の薬
第9章 内服薬
第10章 外用薬
第11章 漢方薬
第V部 美容皮膚科
第12章 美容皮膚科の現状と診療範囲
12.1 美容皮膚科の概略
12.1.1 美容皮膚科の定義
12.1.2 美容皮膚科の現状と問題点
12.2 美容皮膚科の選択
12.3 化粧品
12.4 美容皮膚科の診療範囲
12.4.1 皮膚
12.4.2 ターンオーバー
12.5 美容皮膚科の治療方針
第13章 美容皮膚科の症状別治療法
13.1 シワ
13.1.1 フォトフェイシャルやレーザー治療
13.1.2 ヒアルロン酸注入
13.1.3 コラーゲン
13.1.4 ボトックス注射
13.1.5 メソセラピー(脂肪溶解注射)
13.2 シミ
13.2.1 外用剤
13.2.2 レーザー、光治療
13.2.3 高周波放電管機器
13.2.4 内服薬
13.2.5 イオン導入
13.2.6 ピーリング
13.3 ニキビ
第14章 最新の美容皮膚治療
14.1 アンチエイジングの方法
14.2 再生医療
14.2.1 血小板による肌の再生医療
14.2.2 線維芽細胞補充療法による肌の再生医療
第W部 安心して医療を受けるために
第15章 現代医療を受ける心構え
15.1 自分の体と病気に責任を持ち、医師まかせにしない
15.2 一人で悩まずに、相談すること
15.3 治療方法を決めるのはあなただ
15.4 伝えたいことはメモして準備
15.5 きちんと説明を聞き、わからないことは質問する
15.6 医師との信頼関係を作り上げる努力をする
15.7 病院や医師を選択する目を養う
15.8 かかりつけ医・かかりつけ薬局を持つ
15.9 緊急時の対応を身につける
15.10 医療制度の仕組みを知る
第16章 皮膚科の医療とクスリに関するQ&A
16.1 医療一般について
16.2 クスリについて
16.3 治療について
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