大学生・新入社員・主婦のための

食品開発ガイドブック

表紙
片岡榮子・片岡二郎 著

ISBN978-4-8052-0744-4

B5判/112頁

\2,000+税



概要

長年にわたり「食品研究」と「食品開発」にたずさわってきた著者が、「食品開発」の研究から製造販売までの過程の概要を示し、講義録としてまとめた。食品の商品開発について基本から工業化、商品化についての流れを記載し、商品開発の発想、商品化構想、販売戦略(マーケティング)まで含めて解説した。

目次

はじめに

第1章 食品開発の基礎論
   ―「先人の知恵から生まれた加工食品」

第2章 食品開発目的と開発戦略
   ―「開発目的とマーケティング」

第3章 食品開発実践論
   ―「これまでの先人たちの商品開発の実例」

    事例@ 湯豆腐好きの学者の探求心から発見されたうまみ調味料
        「グルタミン酸ナトリウム」その発見と事業化

    事例A 化学者が偶然発見したダイエット甘味料「アスパルテーム」と
        工業化「なんでもなめてみる、それが大発見につながる」

第4章 原価計算と製造設備設計の実際

    事例B グルタミン酸ナトリウムの製造技術を引き継ぎ、アミノ酸時代
        の基礎を築いた「酸分解アミノ酸液」

第5章 権利確保と知的所有権
   ―「特許で保護される知的所有権」

第6章 食品開発の組織論
   ―「商品開発の組織と情報収集」

第7章 食品開発論の実証
   ―「中国内モンゴル自治区での醸造発酵事業」

おわりに