おはなし天文学 3

表紙
斉田 博著

ISBN4-8052-0654-3

四六判/264頁

\1,500+税




世界天文年2009
日本委員会公認書籍

概要

古代における日食予報は何を根拠にどこまで正確だったのか,タレスの日食予報はまぐれ当たりだったのか....本書では,太陽系に関わる話題のうち,『おはなし天文学』の1,2巻で取り上げられなかった,日食,地球,月をめぐるエピソードを中心に構成し,各時代の天文学者の考え方とユニークな個性を紹介する.

内容:タレスの日食予報はまぐれ当たり/日食−−そのとき動物は何をしたか/大地はまるかった/コロンブスの発見は誤算のおかげ/月の衛星を探した人達/地平線に見える月はなぜ大きい/他,全19話

目次

皆既日食を見ずして結構というなかれ
義と和が予報に失敗した日食
タレスの日食予報はまぐれ当たり
キリスト死刑の日に日食が起こったか
皆既時間の長い日食
日食はいつやってくるか
太陽に情熱をそそいだジャンサン
曇ったペリー日食狂騒曲
日食――そのとき動物はなにをしたか
大地はまるかった
コロンブスの発見は誤算のおかげ
地球には雲のような衛星がある
月の衛星をさがした人たち
休むことを知らぬ月
地球の照り返し
地平線に見える月はなぜ大きい
隕石とジェファーソン大統領
バリンジャー隕石孔ものがたり

付録
天体写真のはじまり