口笛吹いて百姓しよう
信州四賀村ドタバタ騒動記
|
小峰 悦雄著
ISBN4-8052-0497-4
四六判
160頁/\1,000+税
|
概要
東京でサラリーマン生活の傍ら,自然観察会などをしていた著者が,日本の農業と農山村を守るため,一家四人で信州四賀村に移り住み,農業をはじめた.新米百姓の農業体験,子育て,田舎の文化,農業に関わりの深い生き物たちなどについて,本音で語った,ちょっぴり辛口のエッセイ.
目次
プロローグ
第1章 コミチャンズの体当たり百姓事始め
1 巡り巡って羅針盤は四賀村を指した
百姓になる土壌はあった
新天地を探せ
巡り巡って羅針盤は四賀村を指した
2 コミチャンズの体当たり百姓事始め
「何も小峰さんがやらなくたって」
東京で降る雪はこれが最後ねと、口悔しそうに俺はつぶやく
「野良仕事はまてぇにしなけりゃいけないじぃ」
虫や鳥との知恵比べ
土と天気に振り回されて
野沢菜・そば・麦
採種って何だ
いくつになっても「もう遅い」ということはない
3 米を作る、米を作る、米を作るぞ
昔の田んぼは素晴らしいが……
「育苗センター」でアルバイト
新米百姓の米作り
コラム コミチャンの俺にも言わせろ −差別について−
第2章 コミチャン流 多自然型生活のすすめ
1 田舎はぼくらのワンダーランドだ
自然の中で子どもを育てたい
走れコミチャンズ
道草を大いに食え
手伝いも大事な教育のひとつ
2 ウメェー、ワンワン、コケコッコー
まずは「コケコッコー」の話から
ニワトリの運命
さて、次は「ウメェー」の話題である
メエ子の出産
最後に登場、ロッキー君
コラム コミチャンの俺にも言わせろ −本音の話−
第3章 田舎の自然と文化を考える
1 三九郎は三つの苦労を焼き払う
2 酒飲みは農業を守る
3 山の神は助平だ!
コミチャン、山で働く
山の神は助平だ!
4 擬音語の多い村の方言考
5 農民学的動植物考
夜中にいたずらキロジちゃん
カッコーは孤独な鳥である
アブラムシは金ピカが大嫌い
スズメ、スズメ、お宿はどこだ
バカほど利口なものはない
地底からの反逆
ごん兵衛が種まきゃカラスがほじくる
コラム コミチャンの俺にも言わせろ −お米の話−
おまけ 百姓適性診断 & 農業版マーフィーの法則
1 コミチャン流百姓適性診断
2 農業版マーフィーの法則
エピローグ
|