新訂 ほしぞらの探訪
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品切れ重版未定
山田 卓著
ISBN4-8052-0492-3
A5判/324頁
\2,000+税
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概要
星の探し方,二重星や星雲星団の見え方を案内する座右の書.肉眼および双眼鏡,5cm,10cm望遠鏡で見られる対象に焦点をあて,特に星雲星団については,見え方を写真で示し,探しやすくするため,案内図をつけた.本書と望遠鏡を手元におき,庭先や海,山で,星空散歩への手引き.
目次
星空観望の楽しみ/序にかえて
観望の前に
星空の名前
星座の学名
ラテン語の発音
星座の日本名、英名
学名の所有格と略符号
星の名前
星の学名
ギリシャ文字と読みかた
星の固有名
星の住所と天球
星にも住所と名前がある
便利だが不便な地平座標
星の住所は赤道座標で
1950年分点とは
星座の位置
星の南中時刻と南中高度
星をさがすコツ
1日に4分間狂う南中時刻
赤経の差は南中時刻の差
南中した星の赤経はその土地の恒星時
星の南中高度
星の明るさ
1等星、2等星、6等星
1等星は2等星の2.5118864倍明るい
明るい星は大きく
実視等級と写真等級
星の色
青白、白、黄、オレンジ、赤
星の色と温度
スペクトル型による分類
スペクトル型記憶法
重星
重星と連星
重星の楽しみ
重星のデータ
星雲・星団の名前
メシエ・カタログ
ゼネラル・カタログ
ニュー・ゼネラル・カタログ
インデックス・カタログ
ハーバード・カタログ
メロット・カタログ
星団のいろいろ
散開星団
散開星団の分類
球状星団
球状星団の分類
星雲のいろいろ
惑星状星雲
散光星雲
系外星雲
系外星雲の分類
系外星雲のデータ
観望のために
肉眼も立派な天体望遠鏡
手軽で便利な双眼鏡
双眼鏡のすすめ
双眼鏡のつかいかた
手もちでつかうことができる
固定するともっとよく見える
肉眼で見えない星が見える
広い視野がえられる
肉眼よりすぐれた分解能
正立像がえられる
ばかにできない小口径望遠鏡
必要な望遠鏡の基礎知識
光学的能力は口径の大きさ
口径と倍率の関係
有効最高倍率
有効最低倍率
口径できまる集光力と極限等級
口径と分解能の関係
視界の広さ
接眼レンズは高級品を
案内望遠鏡の口径は大きいものを
架台は頑丈すぎるものを
赤道儀と経緯台
つかいやすい経緯台
使いなれれば便利な赤道儀
「どうもよくみえない」のは
シーイングがわるい
スモッグや街の光にとけこむ星雲
光軸がくるっている
架台が貧弱すぎる
くらやみに眼がなれていない
見えていても見えない?
望遠鏡の能力不足
倍率不適当
レンズがくもっている
初歩的なあやまりの色いろ
案内望遠鏡の調整不良
のぞく目の位置が悪い
日周運動で視野の外に出た
期待が大きすぎる
四季の星座
春の星座
春の星座のさがしかた
1 かに座
2 やまねこ座、こじし座
3 しし座
4 おおぐま座
5 ろくぶんぎ座、コップ座、からす座
6 うみへび座
7 りょうけん座
8 かみのけ座
9 おとめ座
10 ケンタウルス座、みなみじゅうじ座、おおかみ座
11 うしかい座、かんむり座
夏の星座
夏の星座のさがしかた
12 てんびん座
13 さそり座
14 へびつかい座、へび座
15 ヘルクレス座
16 こぐま座、りゅう座
17 いて座、南のかんむり座
18 こと座
19 わし座、たて座
20 や座、こぎつね座、いるか座、こうま座
21 はくちょう座
秋の星座
秋の星座のさがしかた
22 やぎ座、けんびきょう座
23 ケフェウス座
24 みずがめ座
25 みなみのうお座、つる座
26 ペガスス座
27 うお座
28 とかげ座、アンドロメダ座
29 カシオペヤ座
30 くじら座
31 ちょうこくしつ座、ろ座、ほうおう座
32 さんかく座、おひつじ座
冬の星座
冬の星座のさがしかた
33 ペルセウス座
34 エリダヌス座
35 おうし座
36 オリオン座
37 うさぎ座、はと座、ちょうこくぐ座
38 きりん座
39 ぎょしゃ座
40 ふたご座
41 いっかくじゅう座、こいぬ座
42 おおいぬ座、とも座、りゅうこつ座(カノープス)
あとがき
さくいん
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