概要
“固くて高温に耐える素材”としてセラミックス,特にニューセラミックスが脚光をあびており,年ごとに需要が増大している.本書は種類も多く,どこへ何を使ったらよいかの判断の難しい材料であるニューセラミックスを,使う人の立場から素材としての由来,性質を具体的に解説する.
目次
はじめに
1. ニューセラミックスの概要と加工
1.1 ニューセラミックスの分類
1.2 ニューセラミックスの市場
1.3 セラミックスの成形加工
1.3.1 一次加工
1.3.2 二次加工
2. アルミナ(Al2O3)
2.1 概説
2.1.1 特徴
2.1.2 製造方法
2.2 特性
2.2.1 アルミナ粉末の特性
2.2.2 アルミナ焼結体の特性
2.2.3 アルミナの機能的性質
2.2.4 アルミナの加工性
2.3 用途
2.3.1 機械材料
2.3.2 電気材料
2.3.3 生体材料
3. ジルコニア(ZrO2)
3.1 概説
3.1.1 特徴
3.1.2 製造方法
3.2 特性
3.2.1 ジルコニア粉末の特性
3.2.2 ジルコニア焼結体の特性
3.2.3 ジルコニアの機能的性質
3.3 用途
4. マシナブルセラミックス
4.1 概説
4.1.1 特徴
4.1.2 製造方法
4.2 特性
4.2.1 市販製品の特性
4.2.2 マシナブルセラミックスの機能的性質
4.2.3 マシナブルセラミックスの加工性
4.3 用途
5. ニューガラス
5.1 概説
5.1.1 特徴
5.1.2 製造方法
5.2 特性
5.2.1 光機能性ガラス
5.2.2 電磁気機能ガラス
5.2.3 熱機能ガラス
5.2.4 機械機能ガラス
5.2.5 化学機能ガラス
5.2.6 生体機能ガラス
5.2.7 ニューガラスの加工性
5.3 用途
6. 圧電セラミックス
6.1 概説
6.1.1 特徴
6.1.2 製造方法
6.2 特性
6.2.1 圧電セラミックスの種類別特性
6.2.2 圧電セラミックスの機能的性質
6.2.3 圧電セラミックスの加工法
6.3 用途
7. 遠赤外セラミックス
7.1 概説
7.1.1 特徴
7.1.2 製造方法
7.2 特性
7.2.1 遠赤外セラミックスの特性
7.2.2 遠赤外セラミックスの機能的性質
7.2.3 遠赤外セラミックスの加工性
7.3 用途
8. 超電導セラミックス
8.1 概説
8.1.1 特徴
8.1.2 製造方法
8.2 特性
8.2.1 結晶構造
8.2.2 超電導材料の特長
8.2.3 超電導体の性質
8.2.4 超電導セラミックスの加工性
8.3 用途
9. バイオセラミックス
9.1 概説
9.1.1 バイオセラミックスの種類と特性
9.1.2 アパタイトの製造方法
9.2 特性
9.3 用途
10. 炭化ケイ素(SiC)
10.1 概説
10.1.1 特徴
10.1.2 製造方法
10.2 特性
10.2.1 炭化ケイ素粉末の特性
10.2.2 炭化ケイ素焼結体の特性
10.2.3 炭化ケイ素の機能的性質
10.2.4 炭化ケイ素の加工性
10.3 用途
10.3.1 研削材
10.3.2 耐火物
10.3.3 炭化ケイ素粉末
10.3.4 炭化ケイ素焼結体
11. 窒化ケイ素(Si3N4)
11.1 概説
11.1.1 特徴
11.1.2 製造方法
11.2 特性
11.2.1 窒化ケイ素粉末の特性
11.2.2 窒化ケイ素焼結体の特性
11.2.3 窒化ケイ素の機能的性質
11.2.4 窒化ケイ素の加工性
11.3 用途
12. サイアロン(Sialon)
12.1 概説
12.1.1 特徴
12.1.2 製造方法
12.2 特性
12.2.1 サイアロンの化学組成および構造
12.2.2 サイアロンの特性
12.2.3 サイアロンの機能的性質
12.2.4 サイアロンの加工性
12.3 用途
13. 窒化アルミニウム(AIN)
13.1 概説
13.1.1 特徴
13.1.2 製造方法
13.2 特性
13.2.1 窒化アルミニウム粉末の特性
13.2.2 窒化アルミニウム焼結体の特性
13.2.3 窒化アルミニウムの機能的性質
13.2.4 窒化アルミニウムの加工性
13.3 用途
14. 窒化ホウ素(BN)
14.1 概説
14.1.1 特徴
14.1.2 製造方法
14.2 特性
14.2.1 窒化ホウ素粉末の特性
14.2.2 窒化ホウ素焼結体の特性
14.2.3 窒化ホウ素の機能的性質
14.2.4 窒化ホウ素の加工性
14.3 用途
掲載数表目次
索引
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