<ニューエンジニアリングライブラリー>
温泉の発見
地質リモートセンシングの利用による
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畠中 文著 日本技術士会監修
ISBN4-8052-0432-X
A5判/240頁
\3,500+税(品切)
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概要
日本列島の生い立ち,火山と温泉の関係,地下水との関連から温泉のでき方・分布へと話を進め,その科学的探査の過程で,熱や温泉成分の供給源となる岩漿溜りを刺激すると考えられる地殻変動の様子を資源探査衛星からのデータとして解読する手法を加え,実際の発見成果を例にわかりやすく解説.
目次
はじめに
1 地球の姿
1.1 地球誕生について
1.2 地球の誕生前後
2 日本列島の生いたち
2.1 概説
2.2 北海道
2.3 本州弧
2.4 原日本背梁の形成
2.5 日本列島の独立と日本海の形成
2.6 日本列島の形成
3 地球の進化とプレート・テクトニクス
3.1 プレート・テクトニクス理論
3.2 プレート・テクトニクス考察例
3.3 プレート・テクトニクス理論の今後の課題
4 火山の分布
4.1 火山とは
4.2 環太平洋火山帯
4.3 日本列島の火山
4.4 火山の分布の場について
5 火山と地熱・温泉
6 温泉の形成
6.1 温泉の定義
6.2 温泉の熱源
6.3 温泉の湧出機構
6.4 変質作用による変質鉱物の生成
6.5 温泉の泉質の分布
7 日本の温泉
7.1 概説
7.2 日本の温泉形成にあずかった第四紀時代
7.3 低温度でも基準成分が含まれれば温泉
7.4 療養泉について
7.5 火山噴火と温泉
8 温泉・鉱泉の定義と分類
8.1 温度による分類
8.2 浸透圧による分類
8.3 緊張度による分類
8.4 pHによる分類
8.5 温泉含有主成分の化学的組織による分類
8.6 日本人と温泉
9 温泉の湧出機構
9.1 湧出形態の分類
9.2 泉質別湧出分類
9.3 温泉の地下構造分類
9.4 地質学的分類
10 地質リモートセンシング
10.1 リモートセンシングとは
10.2 地質リモートセンシングについて
10.3 地球観測衛星の歴史
10.4 ランドサットについて
10.5 その他の地球観測衛星
10.6 人工衛星センサー
10.7 センサーの種類
10.8 太陽からの電磁波
10.9 熱赤外線
10.10 衛星センサーのスペクトルバンド
10.11 衛星の画像の構成と受信について
10.12 衛星画像データの入手について
10.13 衛星センサーのスペクトルバンドの理解
11 地球・地質情報としてのリモートセンシング・リニアメント
11.1 リニアメントとは
11.2 ランドサット画像にみる日本山地の特色
11.3 地質調査への応用
11.4 熱測定するリモートセンシング
12 温泉探査
12.1 概説
12.2 温泉探査の基本となる地熱について
12.3 地温探査法
12.4 地質構造上の温泉の湧出・流動機構
12.5 放射能探査法
12.6 地球化学探査法
12.7 電気探査法
12.8 衛星リモートセンシングによる調査解析
13 日本の温泉インフォメーション
温泉に関する統計表
参考文献
索引
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