新訂
天体写真マニュアル
ビギナーからベテランへ
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月刊天文編集部編
ISBN4-8052-0412-5
B5判/172頁
\2,000+税
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概要
ベテランが明かした,美しい天体写真を撮るための秘伝.対象別にみた天体写真に向くカメラ・望遠鏡とは,撮影対象に合ったフィルムの特性とは,どんな構図にすべきか,失敗を防ぐ機材,暗室作業の方法など,美しい写真に仕上げるテクニックを自らの作品を示しながらていねいに説明.
目次
第1章 身近になった天体写真
1 天体写真に使うカメラ・レンズ
1-1 天体写真に適したカメラとは
1-2 AF カメラの応用性
1-3 天体写真に利用される交換レンズの条件
2 天体写真に使うフィルム
2-1 天体写真に使われるフィルム
2-2 特性を考えて使いたいカラーフィルム
2-3 モノクロは水素増感 T P2415 の天下に
2-4 フィルムの取り扱いと保存の注意
3 天体写真に使う望遠鏡
3-1 天体写真に向く望遠鏡の2つの解釈
3-2 天体写真に適した架台とは
3-3 いろいろなタイプの赤道儀
3-4 天体写真の撮影で問題となる赤道儀の誤差とは
3-5 写真撮影で重要な赤道儀パーツ
3-6 天体写真に適した鏡筒
第2章 固定写真の写し方
1 固定撮影法の基礎
1-1 固定撮影とは?
1-2 固定撮影に必要な機材
1-3 固定撮影の手順
2 露出時間とフィルムの選択
2-1 固定撮影による極限等級
2-2 星を点像に写すための露出時間
2-3 固定撮影の常識を変えたコニカ カラーG X3200フィルム
2-4 星の色の美しさを表現する低感度フィルム
3 固定撮影ハイテクニック
3-1 大自然のライティング
3-2 薄明の利用(1)
3-3 薄明の利用(2)
3-4 月明りの利用
3-5 ストロボの利用
第3章 簡単にできるガイド撮影
1 これさえあればガイド撮影ができる
1-1 いろいろある星野撮影用望遠鏡
1-2 必要なカメラとアクセサリー
2 赤道儀の据付け
2-1 今や赤道儀は極望内蔵の時代
2-2 より高精度な据付け法
3 ガイド撮影のテクニック
3-1 手動ガイドの時代は終った
3-2 焦点距離別ガイド法
3-3 ST-4 スタートラッカー
3-4 星野写真には構図がある
3-5 ピント合せのテクニック
4 工夫したいポイント
4-1 星野写真は撮影地選びから
4-2 こんな工夫はどう?
第4章 流星・彗星・小惑星の撮影
1 流星写真の撮影
1-1 流星写真の基本
1-2 観測用流星写真の撮影とその工夫
2 彗星写真の撮影
2-1 最新の彗星情報の入手
2-2 彗星写真の撮影
2-3 彗星観測のための写真
3 小惑星写真の撮影
3-1 小惑星写真の基本
3-2 新小惑星の撮影と発見
第5章 太陽・月・惑星の撮影
1 太陽の撮影
1-1 太陽撮影向きの機材
1-2 太陽撮影の実際
1-3 コロナはこうやって写そう(日食の撮影)
2 月の撮影
2-1 月面写真向きの機材
2-2 月面写真の実際
3 惑星の撮影
3-1 惑星写真に適した機材
3-2 惑星撮影の実際
3-3 各惑星のとりどころ
第6章 天体写真の DPE
1 カラー写真の DPE
1-1 カラーネガはぜひ自家現像を
1-2 ラボプリントへ出す時の注意点
2 モノクロ写真の DPE
2-1 モノクロは自家現像が絶対条件
2-2 フィルムの現像
2-3 印画紙の焼付け現像
2-4 特殊技術あれこれ
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