オゾン・クライシス
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シャロン・ローン著 加藤 珪訳 深瀬 正子他訳
ISBN4-8052-0388-9
四六判
496頁/\2,718+税
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概要
ローランドとモリーナという二人の化学者が,フロンによるオゾン層破壊の仕組みを発見したのは1974年のことだった.彼らはただちにその研究成果を発表して世界に注意を喚起した.しかし,世界が彼らの言うことを本気で考えるようになったのは10年以上もたってからのことだった.
目次
序文(アル・ゴア)
はじめに
第1章 発見 1973年1月〜1973年12月
第2章 オゾンに対する死刑宣告 1974年1月〜1974年12月
第3章 科学の政治学 1975年1月〜1975年6月
第4章 疑わしきは罰せず 1975年4月〜1975年12月
第5章 エアロゾル禁止 1976年1月〜1977年5月
第6章 暗黒の日々 1977年6月〜1980年10月
第7章 存在しなかった危機 1981年1月〜1985年3月
第8章 オゾンホール 1984年10月〜1986年3月
第9章 空が落ちてくる 1986年3月〜1986年6月
第10章 地上で最も寒い場所 1986年8月〜1986年10月
第11章 塩素、力学、そして宇宙からの雪玉 1986年10月〜1987年5月
第12章 見えてきた解 1986年6月〜1987年6月
第13章 個人的防護 1987年6月〜1987年9月
第14章 証明――だが不十分 1987年9月〜1988年3月
第15章 ひとつの産業の終焉 1988年3月〜1988年4月
第16章 より早く知ることの重要性 1988年5月〜1988年11月
刊行にあたって
参考文献一覧
年表
索引
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