最後の絶滅
沈みゆく方舟を守る
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L.カウフマン編 K.マロリー編 宗 貞淑他訳
ISBN4-8052-0361-7
四六判
320頁/\2,427+税
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概要
なぜ野生生物が絶滅するのか,どうしたらそれを防げるのか,なぜ絶滅を食い止めなければならないのか,人工的繁殖にどんな意味があるのか.現在の種の絶滅の速度はかつてないものだという.本書は自然保護にかかわる各専門家による一般向け講演を1冊にまとめたものである.
目次
まえがき
なぜ方舟は沈みつつあるのか:レス・カウフマン
我々が守ろうとしているものは何か?
この絶滅はいかに深刻か
沿岸の江湾に対する影響
将来を形づくる
大量絶滅――新しい答え、新しい疑問:デヴィッド・ジャブロンスキー
大量絶滅とは何か?
白亜紀の終わりの絶滅
大量絶滅を比較する
進化への影響
過去の教訓
アマゾン――20世紀の失楽園:ギリアン T. プランス
アマゾンの実用的植物
失楽園――熱帯雨林の破壊
楽園の回復――アマゾンの将来
我々の身近で消えていく種たち――アメリカとカナダで絶滅した魚類と野生生物:
ジェームズ D. ウィリアムズ、ロナルド M. ノワック
なぜ生物は絶滅するのか
人間によって引き起こされる絶滅を防ぐには
最後の方舟の乗組員――保護戦略における飼育繁殖の役割:トマス J. フース
今後千年における生命――地球に生き残るのは誰か:デウィッド・エーレンフェルド
最後の絶滅を越えて
訳者あとがき
世界の自然保護団体
関係文献
原注
索引
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