誤りの相対性

元素の「発見」から「反物質」星間旅行まで
表紙
アイザック・アシモフ著
山越 幸江訳

ISBN4-8052-0319-6

四六判

296頁/\1,800+税



概要

「地球は平らだ」と言ったら誤りだろう.しかし「地球は丸い」と言っても厳密には誤りである.だが,「誤り」の程度は明らかに異なっているとアシモフは主張する.本書のタイトルにもなった「誤りの相対性」を含む17編の科学エッセイは,読者に科学の考え方を楽しく教えてくれる.

目次

 はじめに――愛すべき著作について

第1部 元素と同位体
 1 二番目に軽いもの
 2 分子につけた標識
 3 下宿のおかみのパイのおかげ
 4 内部に潜む敵
 5 光をもたらすもの
 6 まずは骨の話から

第2部 太陽系
 7 月と人間
 8 口に出して言えない惑星
 9 縮む惑星
 10 小さな天体

第3部 太陽系の彼方
 11 新しい星
 12 燃え上がる星
 13 大爆発をする星
 14 袋小路
 15 対概念!
 16 遠く、さらに遠く!

第4部 エピローグ
 17 誤りの相対性

 訳者あとがき