地人選書32>

宇宙を創る四つの力

表紙
P.C.W.デイヴィス著
木口 勝義訳

ISBN4-8052-0267-X

四六判/448頁

\2,600+税



概要

著者の理論物理学者,特に天体物理学者としての立場から最近の高エネルギー粒子物理学の進展について述べた.この宇宙がどのようにして生まれたか,またそれがどのような構造を持っているかなど,この十数年間に著者が味わった感激と,その心によぎる一抹の不安を見事に描いており,興味深い.

目次

 1 進化する宇宙
 2 新しい物理学と常識の崩壊
 3 量子と実在
 4 対称性と美しさ
 5 四つの力
 6 素粒子の世界
 7 無限大を飼い慣らす
 8 力の三位一体説
 9 究極の力は見えたか?
10 この世界は11次元空間か?
11 宇宙の化石
12 何がビッグ・バンを引き起こしたか?
13 宇宙の統一
14 宇宙の設計?
 補遺

 訳者あとがき
 P. C. W. デイヴィスの本
 参考となる文献
 人名索引
 事項索引