概要どうすれば宇宙の姿を本物の風景とすることができるだろうか.現代の天文学者が描く宇宙を理解するには,人間的な物差しはもはや無用である.本書では,光子の軌跡をたどる時間と空間の想像力による「旅」を六つ行う.これに用いる「全周波数受光装置」は,人間の知恵そのものである.目次まえがき 1 はじめに 2 第1の旅 可視光で見た風景 3 第2の旅 電波で見た風景 4 第3の旅 紫外線で見た風景 5 第4の旅 エックス線とガンマ線で見た風景 6 第5の旅 赤外線で見た風景 7 第6の旅 マイクロ波で見た風景 8 地球への帰還 訳者あとがき 用語解説 索引 |