<地人選書28> 量子と混沌
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P.C.W.デイヴィス編 J.R.ブラウン編 出口 修至訳
ISBN4-8052-0256-4
四六判/256頁
\2,000+税
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概要
量子論によれば,それ自身独立なものと見なされる外的世界の存在が,われわれの知覚に強く影響されるという.量子論についてのボーア-アインシュタインの論争に新しい光を投げかける一連の実験が行なわれた.本書は,フランスのアスペの実験結果に対する考え方を,様々な立場をとる物理学者に問う.
目次
はじめに
1 不思議の国の量子
量子論とは何か?
その発端
波動か粒子か?
それは結局何を意味するのか?
アインシュタイン‐ポドルスキー‐ローゼン(EPR)の実験
ベルの定理
アスペの実験
実在の本質
測定のパラドックス
シュレーディンガーの猫のパラドックス――さらにたちの悪い例
実用的観点
心と物質
多重宇宙解釈
統計的解釈
量子ポテンシャル
2 アラン・アスペ
3 ジョン・ベル
4 ジョン・ホイーラー
5 ルドルフ・パイエルス
6 デヴィッド・ドイッチ
7 ジョン・テイラー
8 デヴィッド・ボーム
9 バシル・ハイリー
用語解説
訳者あとがき
参考となる文献
索引
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