リチャーズ

量子薬理学

表紙
W.G.リチャーズ著
江崎 俊之訳

ISBN4-8052-0234-3

A5判

384頁/\4,800+税



概要

量子薬理学の基礎と現状の解説を紹介した.第T部と第U部は分子薬理学と分子量子力学を具体的に解説した基礎編.第V部は分子薬理学の諸問題へ分子量子力学を具体的に適用した事例.特に大型コンピュータと最新のコンピュータ・グラフィックス技術を駆使した研究事例を数多く紹介している.

目次

 第二版への序
 初版への序
 はじめに

I部 分子薬理学

 1 生物学における小分子
 2 定量的な薬理学
 3 アセチルコリン
 4 カテコールアミン類
 5 ヒスタミン
 6 中枢神経系I. モノアミン類およびアセチルコリン
 7 中枢神経系II. アミノ酸およびペプチド
 8 麻酔薬
 9 化学療法薬
10 その他の領域

II部 分子量子力学

11 波動関数と軌道
12 近似波動関数
13 分子的性質の計算
14 計算の実行

III部 実験への理論の適用

15 立体配座
16 電子荷電分布とポテンシャル
17 溶媒和
18 エントロピー効果
19 活性相関
20 受容体としての酵素
21 結論

IV部 文献解題

文献解題

 訳者あとがき
 索引