概要私たち自身のもつ感覚のうち,眼(視覚)だけが宇宙に直接触れるものである.太陽系外の天体を手で触れて調べることは,まだ当分の間できないだろうし,匂いや味を試したり,聞いたりはできないからである.ところが,光については,遠くの星が発したものを直接,眼を通して見ているのである.目次プロローグ――光と太陽 第1章 太陽 第2章 光の宇宙――その奥行き 第3章 膨張する宇宙 第4章 宇宙の開闢――ビッグバン 第5章 時間の始まり 第6章 時間・空間と宇宙 第7章 星の誕生と進化 第8章 太陽系の起源 第9章 銀河系の構造 第10章 銀河系の集団 第11章 宇宙の中の生命 第12章 宇宙の高エネルギー現象 第13章 宇宙の終焉 エピローグ――宇宙の中の人間 あとがき さくいん |