新訂 概論天文学
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宮本 正太郎著
ISBN4-8052-0211-4
A5判
164頁/\1,650+税
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概要
天象,惑星の運動,恒星とその進化の順に天文学で扱う基本的な事象を解説したもの.大学の一般教養での教科書として長く愛用されてきたが,宇宙探査機による新情報を取り入れて惑星と地球の章を書き改め,宇宙科学の時代に応えられるようにしたのを機に改題.中学・高校の先生方にも好評.
目次
第1章 天象
§1.1 天球
§1.2 星の出没、日出と日入
§1.3 太陽の運行と季節
§1.4 時
§1.5 日時計とノーモン
§1.6 星座早見
§1.7 暦
§1.8 月齢と月の出没
第2章 惑星の運動
§2.1 惑星の運動とケプラーの法則
§2.2 地球の軌道
§2.3 月の軌道
§2.4 日食と月食
§2.5 潮汐力
§2.6 転向力
§2.7 人工衛星の軌道
§2.8 ロケットの原理
§2.9 惑星の天象
第3章 恒星とその進化
§3.1 太陽系の測量
§3.2 太陽の質量
§3.3 恒星までの距離
§3.4 星の見かけの明るさと絶対等級
§3.5 星の温度と半径
§3.6 巨星と矮星
§3.7 星の質量
§3.8 星の質量と光度の関係
§3.9 太陽
§3.10 太陽の内部
§3.11 銀河宇宙
§3.12 星雲の宇宙
§3.13 恒星の進化
§3.14 太陽系の創造
第4章 惑星と地球
§4.1 月ロケット
§4.2 人間衛星
§4.3 月世界
§4.4 惑星への旅行
§4.5 内惑星の天象
§4.6 金星の世界
§4.7 水星の世界
§4.8 火星の世界
§4.9 地球の放射能帯
§4.10 流星、隕石、宇宙塵
§4.11 木星とガリレオ衛星
§4.12 土星の環と衛星
§4.13 太陽系の果て
付録
1. 赤道儀(§1.2)
2. 半日周弧と星の出没の方位(§1.2)
3. 日時計の時刻目盛(§1.5)
4. 星座早見の方位と等高度線(§1.6)
5. 才差の説明(§1.3,§2.7)
6. 人工衛星の速度(§2.7)
7. ロケットの運動方程式(§2.8)
8. 木星の4大衛星(§2.1,§2.9)
9. 星の等級の定義(§3.4)
10. 絶対等級と見かけの等級(§3.4)
11. 星の半径(§3.5)
12. 太陽自転軸の向き(§3.9)
13. 惑星
14. 月・ガリレオ衛星
15. 小惑星
16. 太陽ならびに宇宙の組成
17. 月、隕石、地球の岩石組成
18. 宇宙探査
19. ハレー彗星の軌道
20. 月
21. 水星
さくいん
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