<治療薬学シリーズ>

神経・精神

表紙
井上 尚英編著
町山 幸輝編著

ISBN4-8052-0206-8

菊判

224頁/\2,600+税



概要

本書は,第一線で活躍中の臨床医家の協力を得て,医療にたずさわる人々の共通の教養ともいうべき各科領域の疾患を病因→病態→症状→診断→予後→治療(合併症はもちろん,必要に応じフローチャートを配す)→処方(適宜,症例をもって具体的に)にわたり解説したものである.薬剤師,ナース,関連企業のプロパーの方々に好適の参考書としてお勧めしたい.

目次

I 神経
 (1) 脳血管障害(脳卒中)
  1.1 脳梗塞
  1.2 脳出血
  1.3 クモ膜下出血
  1.4 高血圧性脳症

 (2) 錐体外路系疾患
  2.1 パーキンソン病
  2.2 ハンチントン舞踏病
  2.3 小舞踏病
  2.4 ウイルソン病
  2.5 本態性振戦

 (3) 筋疾患
  3.1 重症筋無力症
  3.2 多発筋炎
  3.3 筋緊張性ジストロフィー症
  3.4 周期性四肢麻痺
  3.5 進行性筋ジストロフィー症

 (4) 感染症
  4.1 細菌性髄膜炎
  4.2 結核性髄膜炎
  4.3 真菌性髄膜炎
  4.4 ウイルス性髄膜炎
  4.5 脳腫瘍
  4.6 神経梅毒
  4.7 日本脳炎
  4.8 急性脊髄前角炎
  4.9 単純ヘルペス脳炎
  4.10 帯状疱疹

 (5) 末梢神経疾患
  5.1 ギラン・バレー症候群
  5.2 糖尿病性多発神経炎
  5.3 脚気多発神経炎
  5.4 ペラグラ多発神経炎
  5.5 アルコール多発神経炎
  5.6 尿毒症性神経炎
  5.7 急性間欠性ポルフィリン症
  5.8 アミロイド多発神経炎
  5.9 結節性動脈周囲炎
  5.10 末梢性顔面神経麻痺

 (6) 脱髄性疾患
  6.1 多発性硬化症
  6.2 視神経脊髄炎
  6.3 急性散在性脳脊髄炎

 (7) てんかん
  7.1 大発作
  7.2 小発作
  7.3 ミオクローヌス発作
  7.4 アトニー発作
  7.5 乳児痙攣
  7.6 レンノックス症候群
  7.7 精神運動発作
  7.8 焦点性発作

 (8) 頭痛
  8.1 片頭痛
  8.2 群発頭痛
  8.3 筋収縮性頭痛
  8.4 後頭神経痛
  8.5 三叉神経神経痛

 (9) めまい
  9.1 メニエール病
  9.2 良性発作性頭位めまい
  9.3 前庭神経炎
  9.4 脳血管障害
  9.5 脳腫瘍
   9.5.1 聴神経腫瘍
   9.5.2 小脳橋角部腫瘍
  9.6 過換気症候群

 (10) 変性疾患
  10.1 筋萎縮性側索硬化症
  10.2 ウェルドニッヒ・ホフマン病
  10.3 クーゲルベルグ・ヴェランダー病
  10.4 家族性痙性対麻痺
  10.5 フリードライヒ病
  10.6 マリー失調症
  10.7 オリーブ・橋・小脳萎縮症
  10.8 晩発性皮膚性小脳萎縮症
  10.9 シャルコー・マリー・トゥース病
  10.10 遺伝性感覚性ニューロパチー
  10.11 アルツハイマー病

 (11) 中毒性疾患
  11.1 金属中毒
   11.1.1 鉛
   11.1.2 四エチル鉛
   11.1.3 マンガン
   11.1.4 タリウム
   11.1.5 無機水銀
   11.1.6 有機水銀
   11.1.7 ヒ素
  11.2 有機溶剤、有機化合物による中毒
   11.2.1 エチルアルコール
   11.2.2 メチルアルコール
   11.2.3 二硫化炭素
   11.2.4 n-ヘキサン
  11.3 有毒ガス中毒
   11.3.1 一酸化炭素中毒
   11.3.2 硫化水素
   11.3.3 臭化メチル
   11.3.4 シアン化合物
  11.4 医薬品中毒
   11.4.1 キノホルム
   11.4.2 麻薬
   11.4.3 覚醒剤
   11.4.4 向精神薬
   11.4.5 催眠鎮静薬
   11.4.6 抗痙攣薬
   11.4.7 抗パーキンソン薬
   11.4.8 抗結核薬
   11.4.9 抗生物質
  11.5 農薬中毒
   11.5.1 有機リン剤
   11.5.2 カーバメート剤
   11.5.3 有機塩素剤
   11.5.4 有機フッ素剤
   11.5.5 除草剤

II 精神
 (1) 精神分裂病

 (2) 躁うつ病

 (3) 神経症