金属の塗装
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橋本 肇著
ISBN4-8052-0034-0
B6判
240頁/\1,650+税
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概要
より計数的,計量的な要素を導入し,金属塗装技術のあり方,塗料の試験法,安全対策を解説するとともに,塗装に関する設計,検査上の便宜を図った.内容:塗装前処理/塗装材料/塗装/塗色と光沢/塗装障害/塗装管理
目次
1 塗装前処理
1.1 表面清浄
1.1.1 脱脂
1.1.2 主として機械的方法による清浄法
1.1.3 酸洗い
1.2 皮膜化成
1.2.1 皮膜化成処理剤
1.2.2 化成皮膜の主な性状
1.2.3 皮膜化成処理作業
1.2.4 防錆鋼板
2 塗装材料
2.1 塗膜形成成分
2.1.1 塗料の塗膜化とその性状
2.1.2 塗料の一般的な性状
2.1.3 塗料の添加剤
2.1.4 塗料の職能
2.2 顔料
2.2.1 顔料の分類
2.2.2 顔料の性状
2.3 溶剤
2.3.1 有機溶剤の分類
2.3.2 溶剤の性状
2.3.3 溶剤の組合わせと呼び方
3 塗装
3.1 塗料の選定
3.1.1 耐候性
3.1.2 耐薬品性
3.1.3 耐汚染性
3.1.4 絶縁性、耐熱性
3.1.5 防錆性
3.1.6 耐摩耗性
3.1.7 耐水性、耐油性
3.1.8 色彩、外観
3.1.9 耐光温度性
3.2 塗装の一般条件
3.2.1 塗料の調合
3.2.2 塗装場の温度と湿度
3.2.3 塗料の粘度(ちゅう度)
3.2.4 塗装系
3.2.5 色、光沢の安定性
3.2.6 被塗物の素地材質と下地処理
3.2.7 被塗物の塗装間隔
3.2.8 塗料の安定性
3.2.9 調色
3.3 塗装
3.3.1 機器別塗装法
3.3.2 塗料別塗装法
3.3.3 塗装治具
3.3.4 塗料消費量
3.4 塗装工程
3.4.1 各工程と処理方法
3.4.2 塗装工程の組合わせ
3.5 塗膜の密着
3.5.1 一次結合
3.5.2 二次結合
3.6 塗膜厚
3.6.1 塗膜厚のバラツキ
3.6.2 素地のアラサと塗膜厚の関係
3.6.3 素地の加工隙間と塗膜厚の関係
3.7 塗膜の乾燥
3.7.1 塗膜の乾燥状態の区別
3.7.2 乾燥方法の要点
3.7.3 乾燥炉
4 塗色と光沢
4.1 色から得られる感じ
4.2 色の好みと連想
4.3 色の実体
4.4 色別条件
4.4.1 光の決定
4.4.2 人的条件
4.4.3 同化効果
4.4.4 色別角度
4.4.5 対比色別
4.4.6 原色と混色
4.5 色の表示方法
4.5.1 マンセル表色系
4.5.2 マンセル表色構成
4.5.3 マンセル表色の方法
4.5.4 色差の判定
4.6 光沢
5 塗装障害
5.1 主として色光沢に関する障害
5.1.1 条件等色
5.1.2 ニジミ
5.1.3 同化効果
5.1.4 変色
5.1.5 黄変
5.1.6 隠ペイ力不足
5.1.7 ツヤ不良
5.1.8 退色
5.1.9 クモリ
5.2 主として塗膜強度を後退させる障害
5.2.1 化学抵抗不良
5.2.2 サビ
5.2.3 硬度不良
5.2.4 塗膜のハガレ
5.3 主として塗膜に形状をもつ障害
5.3.1 ガスチェッキング
5.3.2 ピンホール
5.3.3 上塗欠陥
5.3.4 フクレ
5.3.5 ヒビワレ
5.3.6 ハジキ
5.3.7 塗膜噴火
5.3.8 変形
5.3.9 シマ模様
5.4 主として膜性が後退する障害
5.4.1 白化
5.4.2 白亜化
5.4.3 戻り
5.4.4 膨潤
5.4.5 スケ
5.4.6 Vapor wash off
5.5 主として塗膜の平滑性を阻害する障害
5.5.1 ユズ肌
5.5.2 タルミ
5.5.3 シワ
5.5.4 ブツ
5.5.5 ペーパー跡
5.6 主として塗料に現われる障害
5.6.1 ゲル化
5.6.2 皮張り
5.6.3 塗料の分離
6 塗装管理
6.1 作業管理
6.1.1 管理図
6.1.2 図表、その他の管理法
6.2 設備管理
6.2.1 設備の能力
6.2.2 設備の点検
6.3 塗装の安全衛生
6.3.1 火気危険物の取扱い
6.3.2 静電気災害防止
6.3.3 ガス、蒸気に対する中毒予防
6.4 塗膜性状試験
付表
索引
あとがき
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